ダンまちⅡ(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2期)の4話の個人的に気になった所をダンまち原作6巻とフレイヤとシルの関係について原作8巻を参考に色々書いてい行こうと思います。4話に関しては→ダンまち6巻ネタバレを見るのが手っ取り早いです。この章では三大冒険者依頼(クエスト)についても少し触れているので興味ある方はどうぞ。
※以下、原作6巻と8巻のネタバレが含まれていますので注意して下さい。
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まとめ
独自に動いていたフレイヤとシルが渡した首飾り(ペンダント)
© 大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡより
馬車に乗って会場に向かうベルの元にシルがやってベルに激励と首飾りを渡します。アニメ版にはありませんでしたが原作ではこの首飾りをフレイヤが事前に用意していたかもしれないシーンが描かれています。
(以下、ダンまち原作6巻より)
場所はバベル最上階。フレイヤの命令で動いていたオッタルが帰ってきた。
オッタル
フレイヤ様、命じられていた物品(もの)が準備できました・・・・・・フレイヤ様?
フレイヤは椅子に腰かけ、視線の先にある三つの輝く光景を見つめていた。そこにはアイズとティオナそして二人を同時に相手取るベルの姿。
フレイヤ
・・・・・・ふふっ
(ここまで)
作中でもシルが渡した首飾りがどういう物かは描かれておらずただ砕けた首飾りには徽章らしき刻印と何らかの側面像(プロフィール)があるとだけ説明されていました。
服や帽子などにつける印やバッジを意味し主に所属団体、身分、資格などを表します。簡単に言ってしまえばエンブレムのようなもの。
まぁ個人的にはフレイヤが事前に用意した体で考えるとフレイヤファミリアのエンブレムか限りなくそれに近いデザインだろうなと当時は予想していました。そして第四話でその首飾りがどういったものかが判明します。
© 大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡより
フレイヤファミリアのエンブレムは戦乙女の側面像です。アニメに登場した首飾りには中央に戦乙女の側面像がありその周りには馬と翼が描かれています。
戦乙女ヴァルキュリア 出典:Emil Doepler画(1905年)より
元々ダンまちは北欧神話をモチーフにしています。フレイヤの場合は女神の1柱で愛を司る女神または豊穣の女神、戦の女神などと言われるフレイヤ(Freja/Freyja)から、そしてオッタルはフレイヤが特に気に入っていた人間の男で彼をイノシシに変身させそれに乗って移動していたとも言われています。
個人的にはフレイヤが用意したものはシルが渡したペンダントだと思っていますが未だに二人の関係性というか正体が掴めていません。ただ言えるのはこのペンダントが戦争遊戯(ウォーゲーム)の勝敗を分けたということだけです。
シルの正体~フレイヤとの関係
© 大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡより
フレイヤが用意したという体で話を進めるとシルはどうやってあのペンダントを受け取ったのでしょうか?そもそも二人に接点があるとすれば何なのか?その正体は何なのか?ダンまちのラノベが発売しアニメ化してからは多くの人が考察しました。例えばシルの正体はフレイヤだと言う人もいればフレイヤの子供もしくは分身だと言う人もいました。
確かに二人同時に登場しないし見た目も似てます。コミック版ではシルの表情を怖く描いていたり笑う時はまるでフレイヤのように描かれています。ただ今でも謎が多い二人です。
例えばシルの名前を北欧神話から見てみるとこんな感じになります→フレイヤの夫であるオーズはよく長旅に出ていました。ある時いつまでも帰ってこない夫が恋しくなったフレイヤはオーズを探すため様々な異名を名乗り世界中を探したと言われています。
たとえばMardöll(マルドル、マルデル)、Hörn(ホルン、ホーン)、Gefn(ゲヴン、ゲフン)、Sýr(スュール、シル)が知られている。
出典:ネッケル他編, 谷口訳 (1973), p. 252. (『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』35章)より
このSýr(スュール、シル)単純に受け止めるとフレイヤ→シルと考えるのが妥当です。二人の見た目も同じだしコミック版を見る限りでも限りなくフレイヤに近いです。
そしてシル自体にも神に近い力があります。例えば瞳を見ることで相手の考えを察し相手の嘘を見抜いたりする異常なほどの観察眼。更に北欧神話のフレイヤは豊穣の女神でもあります。ダンまちに登場する豊穣の女主人の店主ミア・グラントは元フレイヤファミリア団長で今でも籍は置いておりフレイヤと他の者のパイプ役も務め、シルのワガママにも付き合います。
ただフレイヤとの絡みでミアがどういう接し方をしているのか分かりませんがシルに関しては子供に接しているような印象を受けます。
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フレイヤの二人の娘?スラム育ちのシル
北欧神話に登場するフレイヤには二人の娘が居ます。妹のゲルセミ(Gersemi、Gersimi、Gerseme)で宝石を意味してます。二人目は姉のフノスまたはフノッサ(Hnoss、Hnos)でこちらも宝石もしくは宝を意味します。
二人はとても美しい容姿をしており北米では美しい人や物を「フノスように美しい」または「フノシル」または単純に「フノス」、「ゲルセミ」と呼んでいたそうです。
そして姉のフノスはありとあらゆる御殿を急に訪れても喜んで迎え入れられ自由に遊びに行くことが出来たと言われています。
なんかシルに似てますよね?街の人、男神達からも愛され本来なら行けるはずもない場所や手に入るはずもない物をシルは必ず用意しベルやリューに与えます。
また原作8巻を参考にするとシルはスラム育ちで両親が居なかったこととこれが理由でスラム街にあるマリア教会によく遊びに行くようになったことをベルに話しています。この言葉の真意は定かではありませんが、フレイヤファミリア所属の猫人アレン・フローメルがベルとシル、そして孤児院の子供達の窮地に助けに来たことがあります。
立ち去る際にはシルに頭を下げ消えていくアレンの後ろ姿を見て笑うシルが描かれています。子供達もアレンの存在は知っているようでした。
コミック版のアレンはこの時、頬を染める表現があるっぽいです。管理人はコミック版を見ていないのでなんとも言えませんが、それが本当なら少し話が変わるかもしれませんね?
その後アレンはこの件をフレイヤに報告する際には「シルが豊穣の女主人から離れ四六時中護衛する羽目」になった事や「女神様(フレイヤ)から勝手な行動は控えるように言ってほしい」などと言うシーンあります。
フレイヤ
ふふ、貴方が助けてくれて、娘(シル)も感謝していると思うわよ?アレン
・・・・・・・フレイヤ
娘(シル)は笑っていなかった?出典:原作ダンまち8巻より
この会話からシルの正体はフレイヤ自身もしくは分身という線は消え残るは娘か姉妹という線です。セリフを見ると二人はシルのことを「娘」と言ってます。単純に考えればシルはフレイヤの娘となりますが現状なんとも言えません。
フレイヤファミリア所属のLv.6でアーニャ・フローメルの兄。元々はアーニャもフレイヤファミリアに所属しており「戦車の片割れ(ヴァナ・アルフィ)」という二つ名がある。北欧神話のフレイヤは二匹の猫が引く車に乗っている。
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さいごに
ミアのシルへの接し方や神話の娘の話、アレンの行動やシルを娘と表現する事を考えると個人的にはシルの正体はフレイヤの子供というのが一番しっくりきます。
正直二人の関係は謎が多いですが今回のペンダントや魔導書など手引していたのはフレイヤでそれを運んでいたのはアレンなのかなと?思っています。アレンの口ぶりだとシルの様子をよく見ているようだし魔導書もそうだけどそんな大事なもんそうそう忘れたりしないですからね。
それにシルはアレンや知っている冒険者のことを「親しい」「店によく来る」と表現するのでこれに当てはまるのはフレイヤファミリアかロキファミリアぐらいで他にいるとしたら、フレイヤ配下の男神かヘルメスかミア母さんとか?まぁこれは無いか・・・・
というわけでアニメ版ダンまち第4話の気になった所とフレイヤとシルの関係?でした。シルの件は中途半端になったので次の機会に改めてやろうと思います。とりあえずシルのペンダントの絵柄が見れてスッキリしました~
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