ダンまちアニメ(二期)本編がやっと始まりました。個人的には外伝より本編を待っていたのでかなり楽しみしにしてたけど、いざ何話か視聴してみるとキャラの心理描写が端折られすぎて微妙っていうか勿体ない!!原作でも盛り上がるポイントだからもう少しキャラを掘ってほしかったのが正直な感想です。(既に5話放送済み)
という訳でこのエントリーではダンまちアニメ第1話「神の宴(パーティー)」の心理描写や個人的なあれこれ他にも自分用にストーリーのおさらいなど書いていきたいと思います。ただアニメを見てる人やこれから原作(6巻)を読むという人にとってはネタバレになる部分もあるので注意してください。
ダンまち6巻ネタバレ!遂に動き出すアポロン「戦争遊戯(ウォーゲーム)」勃発!!三大冒険者依頼(クエスト)の存在
ヴェルフ・クロッゾが遂に上級鍛冶師ハイスミスになる
© 大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡより
物語は18階層の階層主ゴライアスを撃破した数日後の焔蜂亭(ひばちてい)から始まる――
三人でテーブルを囲みヴェルフのランクアップを祝うベル達。レベル1からレベル2になり鍛冶の発展アビリティも習得しヴェルフは当初の目的だった上級鍛冶師(ハイスミス)になることが出来た。
アニメ版では、リリとヴェルフのやりとりで進行していきます。
リリ
レベル2。ヘファイストスファミリアの上級鍛冶師となれば作る装備の価値も跳ね上がりますねぇ。
ヴェルフ
これで益々、神の名を汚すような下手なものは作れなくなったなぁ。
リリ
ですが、これでこのパーティーも解散ということになりますね。ヴェルフ様がダンジョンに潜っていたのはランクアップして鍛冶のアビリティを得るため。もう行動を共にする意味は…
―――それを聞いて心配になるベル。
ヴェルフ
そんな捨てられた兎みたいな顔するな。用が済んだら「はいサヨナラ」なんてしないぞ!心配すんな!これからも一緒だ!
この言葉を聞いたリリとベルは安堵した。
この辺はほぼ原作と一緒(厳密には違うけど)で特にこれと言ってなにもないんだけど、とうとうヴェルフが上級鍛冶師ハイスミスになりました。これでヘファイストス・ファミリアの主神ヘファイストスとその幹部達が認めた武具にヘファイストスの名を刻めるようになります。
「クロッゾの魔剣」のせいでどうしてもそっちに目を向けられるヴェルフだけど魔剣とは別に鍛冶師としての腕は主神のヘファイストスも認めているので、ランクアップの公表が行われればヘファイストスブランドにプラスして「ヴェルフ」という名は多くの冒険者に響くことになる...はずだけど、
戦争遊戯(ウォーゲーム)が始まるとヴェルフはヘスティア・ファミリアにコンバージョンするので武具に刻めるヘファイストスの名は意味がなくなると思うので、ブランドに頼らないただの「ヴェルフ」が今後、鍛冶師としてどう成長して行くのかは個人的には楽しみです。
ただ絶望的なネーミングセンスがどれだけ足を引っ張るかは現段階では何とも言えない。
アポロンファミリアと接触!ベート・ローガがベルを救う?
© 大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡより
ベル、リリ、ヴェルフの三人で談笑していると突如一人のパルゥムのルアン(小人族)が因縁を付けてきましたが当然、三人は相手にしておらず無視を続けました。しかしそのパルゥムがベルの主神ヘスティアを馬鹿にする発言をするとベルの怒りは頂点に達し――
ベル
取り消せ!!
パルゥム
図星だから怒ってんだろ?白状しろよ!本当はあんなチビ女神の眷属なんて恥ずかしくってしょうがないって!
パルゥム(ルアン)に向かおうとしたベルでしたがその動きよりも早くヴェルフが投げたジョッキがパルゥムの顔に当たる。
ヴェルフ
手が滑った
これを合図にベルとヴェルフvsアポロン・ファミリアの取っ組み合いが始まり最終的にはアポロン・ファミリアの団長「ヒュアキントス・クリオ」が登場しヴェルフを一撃で倒しベルも打撃の連打をくらい状況は一気にアポロン・ファミリアが優勢になりました。しかし偶然そこに居合わせたベート・ローガの介入?よって状況が一変。
ベート
失せやがれ
© 大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡより
ベルの首を持っていたヒュアキントスでしたがこの介入によってベルから手を離しました。仮にここでベルを追い詰めてもベートがベル達の肩を持つようなことがあればここでの勝負はベートの圧勝だろうしロキ・ファミリアという看板も考えるとあとが怖いでしょうからね。
ベルを見下ろしベートは「調子に乗ってんじゃねーぞ」と言い焔蜂亭を後にします。
ダンまち6巻ネタバレ!遂に動き出すアポロン「戦争遊戯(ウォーゲーム)」勃発!!三大冒険者依頼(クエスト)の存在
ベル・クラネルの男の意地
© 大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡより
たまたま居合わせたベートですが「ウォーゲーム」の始まりから終わりまで一番ベルの動向を気にしていたのは、ベートなんじゃないかな?って個人的には思っています。
ウォーゲームが始まるとベートの出番ってこの焔蜂亭の騒ぎぐらいなんだけど、いざウォーゲームが始まり各派閥のトップがバトルの分析をしてるとベートはこう言います。(↓原作6巻のセリフより)
ベート
関係ねぇっての。兎野郎は、自分(てめぇ)であの○態野郎にケリをつけてぇだけだろベート
男(オス)だぞ、あいつは出典:原作「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」6巻より
神や各派閥の団員たちはウォーゲームの始まりはアポロンの宣言によって知っていますが焔蜂亭でのヘスティアや仲間への侮辱の件はあそこに居た者しか知りません。
アポロンのベル・クラネルが欲しいという欲求から仲間やヘスティアへの侮辱はベルにとっては相当来るものがあったと思います。
元にあの温厚なベルがリリの制止を振り切ってでも嗾けてきた相手に向かおうとしたのが全てを物語っていますよね。
リヴェリア
何か知っているのか?ベート
……知らねぇよ出典:原作「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」6巻より
原作でもウォーゲームのバトルや仲間のコンバージョンなど盛り上がりポイントは沢山あるけど更にこの話を引き締めてくれたのがこのベートの一連の行動とセリフでもあると感じています。
口も悪く態度も悪く弱い者いじめはしないけど弱者を見下すチキショウだけど男気というか、今回の戦いはベルのファミリアを賭けた戦いだけではなく「男を賭けた戦い」でもあるのでそういった「男の意地」の部分を一番理解してくれそうなのはダンまちにおいてはベートなのかなと勝手に想像してます。
とにかくいいキャラしてますね。ベート・ローガは。
神の宴すべては計画通り!?アポロンによるウォーゲームを申し込む!
© 大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡより
ギルドでエイナと話していたベルのもとに現れたのはアポロン・ファミリアの団員である「カサンドラ・イリオン(左)」と「ダフネ・ラウロス(右)」で二人は神の宴の招待状をベルに届けにきたのだ。
会場に到着したベルとヘスティア。同時に盟友のミアハ・ファミリアの主神ミアハと犬人族のナァーザ・エリスイス、同じく盟友のタケミカヅチ・ファミリアの主神タケミカヅチとヤマト・命が合流します。
ちなみにフレイヤ・ファミリアの主神フレイヤがベル達のもとに来てミアハとタケミカヅチが同伴者につねられるシーンがありましたが、あれは二人とも主神に恋心を抱いているせいです。
ミアハとタケミカヅチは天然ジゴロと言われるほど自然に女性の懐に入る能力に長けていてそれが原因でナァーザと命は常にイライラと不安を抱く羽目になってます。まぁ簡単に言ってしまえば「ヤキモチ」ですね。
―――ヘルメスとフレイヤが原因で色々あったけど
バルコニーで休憩するベルがふと目をやるとそこにはアポロン・ファミリアの「ヒュアキントス・クリオ(右)」とソーマ・ファミリアの「ザニス・ルストラ(左)」が何かについて話している姿を見つけます。
© 大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡより
原作だとここではステイタスの強化によって聴覚を研ぎ澄ましたベルが二人の部分的な会話を聞き取るシーンがある。
ヒュアキントス
早ければ明朝……手筈通り……仕掛けるタイミングは我々……いいな、ザニス?ザニス
言われなくとも……報酬は……出典:原作「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」6巻より
ベルが身を乗り出し二人の会話を盗み聞きしているとヒュアキントスと目が合い「ベルくん」というヘルメスの声で後ろを振り向きそれと同時に二人の姿も消えてここからはアニメ版と同じようにベルとヘルメスは冒険者のことや祖父の話をします。
原作だと三大冒険者依頼(クエスト)人類の悲願についても触れている。
しばらくしてヘルメスの悪戯?でアイズとダンスを踊ることになるベルにそれを見て激怒するヘスティア、ロキ、フレイアでしたがそこに割り込んできたのがアポロンでした。
アポロン
諸君!!宴は楽しでいるかねぇ!?SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ 1話より
そんなアポロンの今回のお目当てがベル・クラネル。アポロンは真っ先にベルの元に向かい焔蜂亭の件を吹っかけてきました。
© 大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡより
あることないことを言い全ての責任はベル達にあると言わんばかりの発言にさすがのヘスティアも我慢出来ずに会場を後にしようとしましたが、その瞬間アポロンは、
アポロン
ならば仕方ない!アポロン・ファミリアは!君にウォーゲームを申し込む!SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ 1話より
―――騒ぐ神たち
アポロン
我々が勝ったら君の眷属…ベル・クラネルを貰い受ける!!SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会 出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ 1話より
第2話「太陽神(アポロン)」に続く
最後に
やっと来ましたやべぇ奴!アポロン・ファミリアの主神アポロン。とにかくキャラが濃く他の神からは悲愛(ファルス)というあだ名がつけられています。
彼は基本的に美男美女が好きで好意を寄せた相手は絶対に手元に置くまで諦めないという執念深い性格をしています。更に好意を寄せる相手は女性よりも男性のほうが多く天界に居た頃はヘスティアにも求愛しとにかく節操のない神です。
まぁ、ヘスティアもいるから簡単には行かないだろうけど、仮にウォーゲームがなくてもベルのバックにはフレイヤファミリアがいるようなもんだから変な絡み方したらアポロンなんてすぐ消されるでしょうね…
そもそもヘスティア・ファミリアが二人しか居ないとしてもオラリオ最強のファミリアが良くも悪くもベルに目を掛けてるんだからそれを知ったらどのファミリアもベル達にはちょっかい出せないよね?
というわけでアニメ版第1話「神の宴(パーティー)」の感想っぽいのと原作6巻の簡単なネタバレを紹介しました。基本この回はフラットに話が進むのでたいして書くこともなく純粋にアニメを楽しむという感じで見ていました。
大体4年ぶりの?本編アニメ化なのでダンまちファンとしてもかなり待ち遠しいかったです。
さてこのエントリーは既にアニメ5話までは放送済みなのでかなりのタイムラグがあります。最初に書いたように1話以降の話はかなり急ピッチで進むので各キャラの心理描写が足りなくアニメしか見てない人からすると「?」部分も多いだろうし端折ってる分勿体ないシーンもいくつかありました。
なのでこの辺りは原作を参考に心理描写などを紹介していければと思います。
あと更新速度は遅いけどしばらくはダンまちをメインにやっていこうと考えています。ブログの運営も初めてで色々追いつかないので余裕が出てきたら他の作品とかもやっていけたらなと思います。
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