【ダンまち】春姫編ネタバレ!英雄になった男と神と神の争い※7巻原作

ダンまち7巻ネタバレです。この章では新たな仲間「サンジョウノ・春姫」が加わります。英雄などが活躍する冒険譚が好きな狐人(ルナール)でレベルは低いが(Lv.1)非常に強力な魔法を扱うことが可能。ベルに助けられた事から強い好意を抱く為ヘスティアは常に春姫を警戒すようになる。

入団希望者

アポロンファミリアに勝利したヘスティアファミリアはアポロンの館を改装し各団員の要望を取り入れ完璧なホームを手に入れた。

ウォーゲームの活躍で一気にその名を広めたヘスティアファミリアは大々的な団員募集をする。

ベルとヘスティアがファミリアを結成してから三ヶ月、、、ホームの庭には大勢の入団希望者が集まっていた。ここまで二人三脚でやってきた二人にとってその光景は今までの苦節を思い出せるほどだった。

周りを見渡すとその中には元アポロンファミリのダフネとカサンドラの姿があった。

アポロンはウォーゲームに敗退後、ヒュアキントスと数名を連れてオラリオから追放されファミリアは解散となり行き場を失ったカサンドラはダフネに次のファミリアにとヘスティアファミリアを指定していたのだ

ベルは中庭に来た全ての冒険者が入団すると思っていたがファミリアの風紀もあるためヘスティアが一人一人直接面談しファミリアに適しているか審査するという地道なものだった。

ヘスティア
「ファミリアには独自の規律、特色ってものがある」
「向き合えば子供達がどーいう人物なのかほぼ人目で見抜ける」

出典:原作ダンまち7巻より

人が増える以上、今までとは違ったしがらみや人間関係の悩みも出てくる。極端な話みんなと馬が合わなければファミリアとしてやっていくのは難しくなる。ファミリアに必要な人材かどうかは主神ヘスティアの眼鏡にかなうかどうかだった。

そしてヘスティアが面接を始めようとした時ヘスティアを呼ぶ声がした。


「ヘ、ヘスティア様ぁー!?」

ヘスティア
「どうしたんだい、命君」

出典:原作ダンまち7巻より

命は手に持っていた羊皮紙をヘスティア達と入団希望者の目のに差し出すと、そこには共通語と神聖文字で書かれた借金二億ヴァリスの借金契約書と署名にはヘスティアの名前が書かれていた。

ベル達はもちろん入団希望者達は絶句する。

ダフネ
「帰るわよ、カサンドラ」

カサンドラ
「えっ、えっ、ダフネちゃんっ?」

出典:原作ダンまち7巻より

ヘスティアファミリアには二億の借金という汚名だけを残し冒険者達は一斉にその場から姿を消した。

春姫を探して~走れクラネル

千草から歓楽街に春姫がいるという情報を聞いた命は千草と共に真偽を確かめる為、歓楽街へと向かう。そしてベル達も様子がおかしかった命達の後をこっそりと追った。

しばらくすると男神に命と千草が絡まれた。

ヴェルフとリリはため息を付き「悪ふざけは勘弁してやってください」と間に入り事なきを得た。その流れでヴェルフ達は歓楽街に来た理由を命に聞いた。

命と千草は極東時代に知り合った春姫という少女の話をした。その春姫は数年前から行方不明になった事。この歓楽街で春姫に似た少女がいるという情報が入った事。同郷の問題でもあり場所が場所なだけにファミリアのみんなを巻き込む訳にいかない事をヴェルフとリリに打ち明ける。

事情を把握した一行は場所を変えて出直そうと体の向きを変えた時、ヴェルフ達はベルの姿が見当たらないことに気付く。

ヴェルフ
「おい、ベルはどうした?」

リリ
「えっ?」

出典:原作ダンまち7巻より

―――その頃ベルは

どうにかみんなと合流しようと当てもなく走り回るベルはアイシャという名のアマゾネスと出会う。

アイシャと他愛もない話をしていると路地裏から続々とアマゾネス達がやってきてその内の一人がベルの存在に気付く。

「このヒューマン・・・もしかしてリトルルーキーじゃない?」

一瞬にして空気が変わる。

強い男を好む習性があるアマゾネス達は一斉に飛び掛かりベルは簡単に捕まり宮殿に連れて行かれた。

そうこうしているとアイシャとベルの元にイシュタルファミリア団長のフリュネがやってきた。

フリュネはベルを渡せと強引にアイシャに迫り押し問答する二人だったがフリュネの一言が合図となりアイシャ含めその場にいたアマゾネス達は構え、ベルも腰を下げ逃げる準備をした。

フリュネ
「早いもん勝ちさぁ!!」

出典:原作ダンまち7巻より

―――命懸けの逃走劇が始まる

春姫とベルの出会い

アイシャ達から終われ身を隠しなが脱出経路を探していたベルは春姫と出会う。ベルは故郷の事を。春姫は親に勘当されオラリオの歓楽街へ売られた事を話した。

春姫は狐人(ルナール)で獣人の中でも極めて珍しい種族の魔法種族(マジックユーザー)だった。

狐人が扱う魔法はエルフ達が使うものとは少し違うもので極東では妖術師や妖術使いと呼ばれる希少な魔法を扱う。

春姫はその存在自体に大きな価値があるのだ。

春姫に掛ける言葉も彼女を逃がすことも出来ない自分にベルはただ口を塞ぐことしか出来なかった。

そんなベルの気持ちを察したのか春姫は英雄譚について口を開いく。

春姫
「極東にも沢山の物語が伝わっている、このオラリオには憧れていました」

ベル
「迷宮神聖譚(ダンジョンオラトリア)ですか?」

出典:原作ダンまち7巻より

童話やお伽噺で盛り上がっていると春姫は立ち上がり時間が来たとベルを安全な通路に案内し二人は別れた。

イシュタルの企み

イシュタルはヘルメスに殺生石を運んでくるよう依頼していた。殺生石は狐人の春姫が犠牲になることが前提で春姫の魂を石に閉じ込めそれを砕く事によって初めてその力を発揮する魔道具。イシュタルはその力を使って団員達の力を底上げしフレイヤに戦いを挑もうと計画してた。

欲深いイシュタルは更にフレイヤの弱みを握ろうとヘルメスから情報を得て「ベル・クラネル」の事を知り団員たちにベルの確保を命令する。

ヘルメスは身の危険を察知し豊穣の女主人のミアに「イシュタルがベルを狙っている」という事を伝えて欲しいと頼む。しかしこれは全てヘルメスが裏で絵を書いていた事で後に殺生石の情報を命やベルに話す。

すべてはベル・クラネルを英雄にする為の策略だった。

ミアからイシュタルの事を聞いたフレイヤは静観しつつ団員達にイシュタルの動きを見張らせた。

狙われたベル・クラネル

イシュタルファミリアはベルを確保する為、商会を装ってヘスティアファミリアに嘘のクエストを発注した。

クエスト

・14階層の食料庫でクオーツの採掘

・報酬:100万ヴァリス

ヘルメスから春姫を救うため身請けを視野に多額なお金が必要だと判断した命とベルは迷わずこのクエストを受ける。しかしダンジョンに潜ったベルを待ち伏せていたアイシャ達に呆気なく捕まり目を覚ますとベルはイシュタルファミリアのホームに居た。

「あのヒキガエルを探せ!!」

出典:原作ダンまち7巻より

―――イシュタルファミリアのホームは大喧騒を放っていた。

アイシャ達がベルを捕獲したのちフリュネの暴走でベルを奪われアイシャ達は激怒。総出でフリュネの行方を追った。

一方目を覚ましたベルの目の前にはフリュネの姿があった。色んな意味で恐怖を感じたベルはフリュネが一瞬居なくなった隙きをついて腕に巻かれていた鎖を壊し脱出を試みたが頑丈でベルにはどうすることも出来なかった。

「ぎぃぃぃ」とドアが開く音がした瞬間ベルは絶望に沈む・・・・

春姫
「大丈夫ですか、クラネル様?」

ベル
「春姫ざぁぁああああああんっ!?」

出典:原作ダンまち7巻より

涙を撒き散らし喜ぶベルをよそ目に春姫は腕の鎖を確認し悪戦苦闘しながらも解錠し二人は急いで部屋から脱出した。

一方、ベルと一緒に捕まった命も目を覚まし強化された聴覚で現状を把握。命はすぐさまタケミカヅチに叩き込まれた忍術を駆使しベル達と合流する。

ベル、春姫、命の三人が話しているとアイシャが現れ殺生石の事やイシュタルの計画の事をベル達に話した。アイシャは続けて「いつも辛気臭い顔して、いくら世話をしても何もかも諦めたような顔で笑ってる」女の子をみるのが嫌になったアマゾネスは過去に一度だけ持ち込まれた殺生石を破壊したという話をした。

その後、そのアマゾネスの行為はすぐにバレて主神イシュタルによって命令に逆らえず殺生石を破壊しようとすれば体の自由が効かなくなるほど魅了されそのアマゾネスはもうイシュタルの命令に絶対服従になってしまったという。

そしてアイシャは試すかのようにベルの覚悟を見極めていた。

【ダンまち】アイシャ・ベルカの声優とキャラ情報まとめ※原作ネタバレあり

アイシャ
「なんでお前達は口だけで向かって来ない?」
「この春姫の身に何が起こるかわかっただろう?何故奪いにこない、何を迷ってるんだ?」

出典:原作ダンまち7巻より

もしベル達の勝手な行動でイシュタルファミリアとやりあえばヘスティアだけじゃなくファミリア全体に迷惑がかかり最悪ヘスティアファミリアは消滅。

都市有数の戦闘集団が相手ではアポロンファミリアの時のようにはいかない。今のベル達にとってはアイシャの言う通りなのだ。

声が出ず乾いた息しか出ないベル・・・・

アイシャ
「やっぱり駄目だね。お前達には、お前にはこの娘を渡せない、ベル・クラネル」

出典:原作ダンまち7巻より

立ち竦む事しか出来ないベルと命。

イシュタルファミリア
「いたぞ、こっちだ!!」

出典:原作ダンまち7巻より

複数のアマゾネス達の声が聞こえベルと命は逃げることしか出来なかった・・・・・

【ダンまち】アイシャ・ベルカの声優とキャラ情報まとめ※原作ネタバレあり

あの人の英雄になりたい

アマゾネス達から逃げたベルと命。

アイシャに全て見抜かれたベルは後悔と逃げることしか出来ない自分に悔しさと情けなさで頭が爆発しそうになっていた。

(・・・僕はどうすればいい?どうしたらいい?どうすればよかった?)
(・・・誰でもいい、誰か教えてくれ)

―――ベルは育ての親でもある祖父の事を思い出していた

目の前に困っている女の子がいて岐路に立たされ何も出来ないでいる自分を見て祖父は何て言うだろう?心の中で自問するベル。

心の奥に浮かび上がるあの人は。
記憶の中の祖父は・・・・・唇だけを吊り上げた。

「行け」

憎たらしいくらいの笑顔で、そう告げてきた。

「女子(おなご)の一人も救えず、何が男(おのこ)だ」

あの人なら、絶対にそう言う

ベル
「ごめんなさい、命さん」

出典:原作ダンまち7巻より

震えた声でベルは命に謝った。

春姫を助ける事、ファミリアを危険に晒す事、春姫を助けてもきっとイシュタルファミリアはベル達を諦めない。ベルが取った選択は一人の女の子の為にオラリオから逃げ出す事だった。

でもただ逃げるだけじゃなく春姫を守れるぐらい強くなって必ずオラリオに戻ってこようと命に告げる。

―――そしてベルは春姫の英雄になる覚悟を決めた

ベル、命の陽動作戦

ベルが囮になって手薄になった所で命が春姫を助ける陽動作戦を開始した。命が春姫と接触した時点で閃光弾を上げベルに状況を知らせる手筈になっている。

緑なら成功・・・赤なら失敗

もし失敗したら殺生石そのものを破壊・・・・二人は互いの武運を祈り別れた。

ベルは春姫がいる場所の反対方向に向かってひたすら走りアマゾネスの援軍を引きつけた。抗戦が続く中ベルの元にイシュタルがやってくる。

イシュタルはベルを魅了しようとするが美の女神を前にしてもベルには効かなかった。モンスターの攻撃で受ける状態異常とは異なりアビリティを習得したぐらいで神の業を防ぐことは不可能。

これは絶対だった。

イシュタルはすぐにベルの背中にあるステイタスを見て驚愕した。

憧憬一途(リアリス・フレーゼ)成長速度に大きな影響を与えるレアスキル。想いが続く限り効果が持続し懸想の丈により効果向上。

懸想・・・・つまりアイズという存在(想い)がある限りベルを取り込むことは不可能。言ってしまえば真っ白な一途な憧憬。神々でさえも完璧に防げない圧倒的な支配力を持つ魅了はベルには効かない。

イシュタルが呆気にとられているとベルは隙きをついて逃げ出した。

イシュタル
「コケにしやがってぇ・・・・!?」

出典:原作ダンまち7巻より

イシュタルは自分の魅了が効かないという事実に戦慄と屈辱を抱きベルを消し去ることも視野に入れた。

動き出すフレイヤファミリア

その頃、情報を集めていたフレイヤの元にベルが捕らわれイシュタルに不穏な動きがあるという報告が入った。フレイヤは椅子から立ち上がりファミリアに号令を掛ける。

フレイヤ
「ファミリアの子は全て揃っているわね?」

オッタル
「はっ」
「それでは」

フレイヤ
「ええ。イシュタルは線を越えた」

底冷えする声とともに、、フレイヤは銀の双眸を細める。

フレイヤ
「今までの悪戯なら笑って許してあげたけど・・・・駄目よ、それだけは許さない」

出典:原作ダンまち7巻より

オッタルの号令が広間に響き渡ると百を越える団員達がフレイヤの神意のもと一斉に動き出す。イシュタルの不穏な動き・・・・つまりベルを消し去るという選択肢はフレイヤの逆鱗に触れたのだ。

英雄と神と神

イシュタルから逃げ延びたベルは赤い閃光弾に気付いた。

赤は作戦失敗を意味する・・・・ベルは命と話した通り失敗後の行動でもある殺生石の破壊に向った。

―――その頃、命を取り返そうと戦っていた

Lv.3がゴロゴロいるイシュタルファミリアにLv.2の命にとっては攻撃を凌ぐのがやっと。ベルは物陰に隠れて殺生石を破壊するチャンスを伺っていたが、命を見て我慢の限界を迎えていた。

埋められない差を覆す為に命は最後の力を振り絞り敵を掴むと全マインドを魔法に注ぎ込み詠唱を始めた。

狙っていたのは魔力暴発(イグニスファトス)。魔力を制御しきれず暴走する現象で本来なら防がなくてはならない。しかし命はあえてそれを利用し敵を道連れにしようと考えたのだ。


「ベル、殿・・・・」

どうか、どうか。
彼女から呪縛を。
彼女から破滅を。
彼女から涙を・・・・・取り払ってほしいっ!
どうか、どうか!
彼女にもう一度、笑顔を!!

届いて―――届け!!

「ベル殿おおおおおおおおおおおっ!!」

出典:原作ダンまち7巻より

爆炎と共に走り出すベル。

フリュネをかわし前進し殺生石目掛け加速した。

―――鳴り響く斬撃音

殺生石が消滅した・・・・

イシュタルファミリアの企みは振り出しになったが状況は劣勢・・・・ベルは春姫を開放するようフリュネ達に言うが春姫はベルを巻き込むまいと「自分は大丈夫だから帰って欲しい」と庇う。

ベル
「破滅が待っていても英雄は見捨てない!」

春姫
「う、うそっ、そんなの・・・・」

ベル
「恐ろしい敵が待ち受けていたって、英雄は戦いにいく!」

春姫
「違う、だって・・・・・」

ベル
「そんな英雄に憧れた僕がっ、僕達が貴方を守ってみせる!!」

出典:原作ダンまち7巻より

春姫は詠唱を始め魔法名を紡いだ。

「ウチデノコヅチ」

ベルの体が光に包まれ力が漲るのを実感した。

エンチャント魔法「ウチデノコヅチ」

その効果は対象人物の「ランクアップ」制限時間内に限りレベルを一段階上昇させ諸能力も激上させるレベルブースト。

イシュタルファミリアが打倒フレイヤの為に隠し続けた切り札。

ベルはLv.5のフリュネと何とか渡り合っていたが戦闘の最中フリュネにやられ落下した。ベルはこの混乱に乗じて春姫を助け出そうともう一度彼女の元に向かうとベルを待ち受けるかのようにアイシャが居た。

ウチデノコヅチの効力はあと一分。

ダンまちフリュネvsオッタル!猛者の逆鱗に触れたNGワードとは?

ベルはその間に決着を付けなくてはならなかった。二人の戦いはヒートアップしアイシャは「守ってみせろ」と言わんばかりの眼差しでベルを睨んだ。

ここに来ても尚、ベルを試そうとするアイシャ。

「英雄願望」に賭けるベルだったが決定打にならずいよいよ力が底をつきかける。ベルは全マインドを右手に集中しゼロ距離でファイアボルトを放つ。

「ファイアボルトォオオオオオオオ!!」

宙に舞う二人。

ベルの最大火力はベル自身も巻き込みアイシャに致命傷を与えた。

アイシャ・ベルカ撃破

―――その頃、フレイヤファミリアは

第一級冒険者達は次々とイシュタルファミリアの団員達を薙ぎ倒して進軍していた。その異変はすぐにイシュタルも気付いた。

たった一人の少年の為にフレイヤが動いた事実にイシュタルは激しい動悸に襲われどうするべきか考えていた。

・・・・・コツ・・・・・コツと誰かの足音がした。

フレイヤ
「デナトゥス以来ね、イシュタル?元気にしていた?」

イシュタル
「フ、フレッ?」

フレイヤ
「早速だけれど、話があるの。いえ・・・お別れの挨拶かしら」

出典:原作ダンまち7巻より

フレイヤは護衛も付けずたった一人で敵地のホームに乗り込んできた。イシュタルはすかさず団員達に命令するもフレイヤの魅了によって命令が上書きされた。

フレイヤ
「あっちへ行っていて?」

出典:原作ダンまち7巻より

・・・・コツ・・・・コツと一歩ずつ近づくフレイヤ。

崖に追い込まれるイシュタル。

「待っ」イシュタルの言葉を遮るようにフレイヤはイシュタルの頬を叩く。ぐらりと傾いたイシュタルはそのまま崖から堕ちた。

イシュタルの体は致命傷を治そうと神の力「アルカナム」を発動した。この時点でイシュタルは下界のルールを破ったことになる。

―――下界で神の力を使うのは禁止されている

アルカナムの力を感知したフレイヤは指をぱちんと鳴らすと巨大な光の柱が立ち上った。下界という名のゲームに負けた神は天界に送還され二度と下界に戻ってくる事は出来ない。

イシュタルファミリア事実上の壊滅。

春姫を助ける為の戦いはいつの間にか神と神の戦いになっていた。ギルドでは「フレイヤファミリア」と「イシュタルファミリア」の争いと断定しフレイヤファミリアに膨大なペナルティを与えた。

―――その頃ベルは

ボロボロになったベルを見て涙を見せる春姫。

そんな春姫を見てどう言葉を掛けていいのか悩んだベルは彼女が好きな英雄譚を参考にし、最もありきたりで単純な言葉を口にした。

「あなたを助けに来ました」

涙をこぼしながら笑う彼女

「ありが、とうっ・・・・・英雄様」

出典:原作ダンまち7巻より

さいごに

というわけでダンまち春姫編のネタバレでした。個人的にこの春姫編が一番好きです。ウォーゲームに続きベルの成長を楽しめて更に英雄に憧れる少年と少女の話。ファンタジー好きとしてはグッと来るものがあります。

そして遂に動いたフレイヤファミリア。今まで静観していたフレイヤがベルの為だけに一つのファミリアを壊滅するなんてワクワクしますw

フレイヤのセリフもいちいちカッコよくて良いですね。

アニメ版のダンまちがどういう風に仕上がるかは分かりませんが楽しみにしたいと思います。今回はかなり長くなったのでこの辺で~~~

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