新サクラ大戦1話のネタバレになります。ゲーム、アニメ化とサプライズが続き、一足早くコミカライズ「新サクラ大戦 the Comic」が登場です。
作中には新キャラの「天宮さくら」「東雲初穂」「クラリッサ・スノーフレイク」の他に「神崎すみれ」や「新宮寺さくら」も登場?しているので過去作からのファンも楽しめる内容となっています。
もちろん新規の人にも配慮してて、旧型の光武や過去に起きた降魔との説明もしっかりあるので安心して読める内容です。
新規から過去作のファンまで楽しめるオススメの作品!
以下、新サクラ大戦第一話「帝国華撃団・花組」のネタバレになります。
新サクラ大戦1話に登場する人物
天宮さくら
東雲初穂
クラリッサ・スノーフレイク
新刊という事で最初だけ登場人物を紹介しときます。新サクラ大戦一話の大まかな流れは下のあらすじをクリックして下さい。
真宮寺さくらの背中
桜色の袴に刀を構える女性の後ろ姿に、いつしか少女は夢を見る。
十年後
当時7歳だった少女は17歳になり「帝都・東京」の銀座に居た。
名前は「天宮さくら」
銀座に来た目的は「大帝国劇場・帝国歌劇団・花組」に入ることだった。
しかし、劇場は当時の華やかさを失い無残な姿になっていた。
劇場の外壁には「去れ」「不要」といったビラがあちこちに貼られていた。
十年前
闇から生まれた存在「降魔」との戦いが世界中で起きた。
人類の滅亡の危機に立ち上がったは「降魔大戦」
人類の、、、世界の、、、最後の希望、、、
「帝国華撃団」
彼等彼女等の身をていした活躍によって降魔の危機は去った。
「全華撃団の消滅と引き換えに」
降魔の危機から救われた世界は徐々に復興し新しい時代を迎える。
人々は平和に慣れ降魔の存在も忘れていった。
そして帝都においては「帝国華撃団は不要」というのが世論の意見でした。
「ひどい!」
天宮さくらは平和の為に戦った帝国華撃団への仕打ちに納得できなかった。
それと同時に帝国華撃団がどうなったのか気になった。
その時
「何してやがる!」
なぜか謝る雨宮さくら。
「お前、もしかして、さくらじゃねぇか?」
その声の持ち主は、東雲初穂(しののめはつほ)だった。
初穂と天宮さくらは東雲神社で一緒にいた事があり顔見知りだった。
てっきりビラを張りに来た連中と勘違いしたと話す二人は再会を喜んだ。
帝国華撃団の現状
「入隊希望の雨宮さくらさんですね」
声に反応し返事をする雨宮さくら。
彼女の名は、
帝国華撃団・花組所属のクラリッサ・スノーフレイク(通称:クラリス)。
三人は軽い挨拶をし劇場の中に入っていった。
クラリスは今の現状を雨宮さくらに話す。
・降魔大戦の中心だった帝都には強力な降魔が出現しないこと
・それに伴い、経費削減で劇場は荒れに荒れていること
・降魔が現れてもアジア全域を担当している上海華撃団が守るということ
本来、帝国華撃団は任務が終わると歌劇をし人々を楽しませていた。
しかし、今の帝国華撃団にはそれもなく帝都を守る体制も劇場の見た目も無残な状態となっていた。
天宮さくらは十年前に救って貰った「真宮寺さくら」に憧れてここに来た。
でも確証はない。
それでも雨宮さくらは当時のことを思い出し「きっとあの人が真宮寺さくらさん」なんじゃないかと信じていた。
平和なことは良いことだが歌も無くなり市民から必要とされなくなった今の華撃団の惨状を見て寂しくなる雨宮さくら。
「わたしが目指したかったのはこんなのじゃなかったはず」
降魔出現
すると銀座に降魔襲来の警報が響き渡る。
クラリスは急いで上海華劇団に連絡するが、到着に数時間かかると言われた。
初穂はある程度の犠牲を覚悟し皆に退避命令をだそうとする。
走り出す、天宮さくら。
降魔の危機が去っていないことが分かると自分に出来ることをと刀を探した。
あの時の「袴の女性」のように、、、、
偶然地下の入り口を見つける雨宮さくら。
鎖でドアを塞ぎ、立入禁止の看板と「出撃禁止」と書かれた張り紙。
この先に戦うための何かがあると確信し中に入ると、そこには対降魔用に開発された霊子甲冑・光武があった。
現在の華劇団には十分な資金はない。当然、光武の設備環境も皆無であるのは旧式のものだけ。
天宮さくらは迷わず光武に飛び乗る。
初穂とクラリスは「このまま行けば、命を落とす」とさくらを止めた。
「悔しくないんですか!?」
人々から必要とされなくなっても自分たちの帝都を上海華劇団に任せている現状にさくらは叫ぶ。
「わたしは逃げずに戦います!」
初穂たちは、本来の帝国華劇団の在り方を忘れていたことに気付くと、さくらに続き旧式光武に乗った。
クラリスもそれに続き発信コールが響く。
「コレヨリ地上ヘ射出スル」
「座標は帝都・銀座四丁目」
「各機奮戦セヨ武運を祈ル」
射出後、さくらはいの一番に降魔に向かっていった。
隊長代理として初穂はさくらに「慎重に行け」と命令するが、
さくらの耳には入っていなかった。
右腕を降魔にやられアラートがなるさくらの光武。
降魔は次の標的に初穂とクラリスが乗っている光武を狙った。
元々、稼働率も50%しかなかったためもろに攻撃を受けた二機はオーバーヒートを起こす。
初穂はこれでは戦えないと判断すると、さくらに撤退命令をだした。
命令を無視するさくら。
さくらの乗る光武は降魔の攻撃により左右の腕のコントロールを失い、十分に戦える状態ではなかった。
迫る降魔。
左右の腕を失ったさくらは「腕がダメなら頭」と降魔の頭部めがけ頭突きをし降魔を撃退する。
しかし、降魔は一体だけじゃない。さくらの光武は、両腕の機能停止に続き全機能の停止を知らせるアラームが鳴っていた。
「真宮寺さくら」を目標にやってきたさくらは諦めることは無かった。
「戦うなら最後まで」
上海華劇団到着
そこにタイミング良く現れた、上海華劇団の「ホアン・ユイ」と「ヤン・シャロン」たちは降魔を一掃する。
聞いていた降魔の数より少ないことに気付いたヤンが辺りを見渡すと、
さくらが乗った光武を発見した。
旧式の光武に帝国華撃団を確認すると、本来ならありえない光景に不思議に思うヤン。
「何者だ・・・・・?」
場面はさくらに。
数体の降魔を倒したさくらは、あのときの背中を思い出していた。
「真宮寺さくらさんみたいに帝都を守れた」
改めて帝国華撃団・花組の復活を誓ったさくらはそのまま気を失った。
一連の映像を見ていた帝国華撃団・総司令「神埼すみれ」は彼女の姿に誰かを重ねていた。そして、「ある男」を呼ぶ必要があると言う。
新サクラ大戦 the comic第一話「帝国華撃団・花組」おわり。
さいごに
というわけでゲームの発売、アニメ化も決まった新サクラ大戦第一話のネタバレでした。個人的には作画も安定していてテンポよく読めました。
サクラ大戦と言えばって話になればいくらでも出てきますが、ここでは光武について少し。
当時、新サクラ大戦のゲームやらコミカライズ化に関しては知っていましたが全く内容を調べていませんでした。
「ま、新章とかでしょ」っていう軽い気持ち。もっと言えば今風の感じでキャッキャという冷めた感情しかありませんでした。
光武も凄いハイテクなデザインで渋さも無くなるんでしょ?という完全に老○のような考えで斜めに構えていました。
それでもサクラ大戦は好きだしゲームも発売したら買う予定という天の邪鬼のようなわたくしが、今回の新サクラ大戦1話を読んだ結果。
真宮寺さくらの登場。旧型の光武。神埼すみれ。ある男の登場と完全に過去作のファンも楽しめる内容でした。
上海華撃団の光武は完全に新型で、コードギアスに登場しそうなメカデザイン(顔)でした。
全体の絵がなかったので何とも言えませが、とりあえず新しい感じで、旧型光武とは正反対。凄いビームとかガンガン出しそうな印象を受けました。
これは恐らくですが、今後の花組の光武はこの形を維持すると個人的には考えています。
さくらは「新宮寺さくら」に強い憧れを抱き。初穂やクラリスは本来の花組の在り方を思い出したシーンがありましたよね?。
以前の花組の面影を残しつつ爆進→少し光武の見た目をマイナーチェンジ(主に武装関係)→「あの光武は!?旧型!?」→「花組だ!!」
みたいな流れが個人的な願望です。(スイマセン)
ま、何にせよ面白かったのは間違いないので次回も楽しみです。
しかし、歌劇団と華撃団がややこしい
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