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というわけでアステリオスの話になりますがゼノス達は本編でも外伝も大忙しの位置にいます。きっと黒竜戦でも重要なポジションになるだろうから(妄想)現状ゼノス最強のアステリオスの成長や動向から目が離せません。

まとめ

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失墜の英雄「ベル・クラネル」

 

前回の騒動からゼノス達はフェルズと共に地上で行動を余儀なくされていました。ギルドからはモンスター達に多額の賞金が掛けられ各冒険者達はモンスター(ゼノス)達を探し回っていました。

 

一方ヘスティアファミリアは住人や冒険者から白い目で見られる日々を送っていました。必要な情報や買い出しは基本的にベル以外の団員が行い、ヘスティアは意図的にベルをホームに残らせていました。

 

そしてヴェルフに関してはあの事件以来、自分の工房に籠もりっぱなしで姿を現しません。

 

ある日街に出たいと相談するベルにヘスティアは「自分と二人」でという条件付きで外出を許可します。

 

世間的にはイケロスファミリアの仕業と片付けられましたが、ベルに向けられる目は厳しくその行動には「怪物趣味」というレッテルまで貼られました。

 

息が震えるのを必死に堪えるベルに気付いたのかヘスティアは「言いたいことがあるならハッキリ言え!」と人々に指をさします。

 

ヘスティアは続けて「自分の借金のために無茶をした!」「僕への深い愛がなした結果!」「責めるなら自分責めろ!」とベルを庇いました。

 

ヘスティアの無茶苦茶な話にピリついた空気が少し和らぎ二人は事件の舞台となった「ダイダロス通り」に向かいます。

 

人造迷宮クノッソスがあるダイダロス通りには各ファミリアの警備と調査が行われていました。そこにはロキファミリアの姿もあり偶然二人の前にロキが現れました。

 

ヘスティアがロキに話があると言うとベルは一人ダイダロス通りのある教会に向かいます。

 

memo

この時ヘスティアはロキにゼノスの事を明かしますが、自分に言った所で状況は変わらないと返します。しかし、団員達には一切の命令はしない、自分は達観するとヘスティアに約束しその場を離れます。

 

ベルとシルと三人の子供

 

目的地に着くとそこには「ライ、フィナ、ルゥ」の三人の子供がいました。この教会はシルも手伝っている孤児院でベルは以前ここに来て子供たちとは面識がありました。

 

ヒューマンの男の子「ライ」は、

 

ライ「何しに来たんだよ。なんであんな事したんだよ。街がめちゃくちゃになったのに・・・・冒険者ってモンスターを倒すんじゃなかったのかよ!『裏切り者!!』」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

この日受けた非難の言葉の中で一番身に応えた瞬間でした。三人が背を向け孤児院に戻ると「ベルさん?」と名前を呼ぶシルがいました。

 

シルは孤児院の院長マリアにダイダロス通りから避難できないか相談に来ていました。

 

シルはベルに何も聞こうとはしませんでした。ベルは思わず「何も聞かないんですね」とシルに聞くと「聞いて欲しいなら聞きますけど?」ど笑って返しました。

 

ベルが何かに迷っている事に気付いたシルは、

 

シル「随分お悩みのようですけど・・・一人で抱え込まない方がいいですよ?ベルさんには『ファミリア』の方々がいるじゃないですか」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

胸が張り裂けそうな気持ちになったベルは、ウィーネを助けるという決断によってファミリアの皆に迷惑を掛けた事、それによって自分をどう思っているのか聞くのが怖い事を明かします。

 

するとシルは両手でベルの頭を掴み自分の膝の上に持っていきました。

 

シル「怯えないで、迷わないで。失ったものもあるかもしれませんが、失われないものがちゃんと貴方の側には残っています。」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

シルは見つめてくるベルの目の上に片手を添えると、

 

シル「私は・・・・走り続けている貴方が好きだから」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

シルの言葉に心が晴れたような気になったベルはシルと別れヘスティアの元に戻っていると、そこにロキファミリア団長のフィンが一人現れます。

 

確信を突くフィン・ディムナ

 

地上にモンスターが進出した事件の中心にはベルが関係していると睨んだフィンは一人ベルに会い行く事にしました。

 

フィン「ベル・クラネル」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

二人はひと気のない場所を求め歩くとフィンは「建設的な話がしたいと」ベルに明かし自分の考えを話始めました。

 

  • 武装したモンスターについて何か知っている。
  • 事件の全容を知っている。
  • 情報を共有すれば違う結果になった&なる。

 

フィンの質問は全て的を得たものばかりでした。ベルはウィーネを守る際に直感でロキファミリアとも敵対しました。

 

その理由として挙げられのはこのフィン・ディムナです。

 

仮にフィンが事情を知っていても彼は間違いなく「ウィーネを屠って」いました。リリ以上の現実主義者で平等に物事に接し決して私情をはさまないフィンは躊躇せずゼノス達を殲滅していたはずとベルは考えていました。

 

しかし、会話の主導権を握られるにつれベルの考えが変わっていきます。

 

フィン「ベル・クラネル。何か知っているなら教えてほしい。」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

「もしフィンがゼノスの存在に理解を示してくれれば」「もしフィンに協力を仰げる可能性があるのなら」ベルが「僕は、」と口を開いた瞬間二人の間に割って入って来た人物がいました。

 

その人物はヘルメスファミリアの主神ヘルメス。

 

ヘルメスはわざとらしく「お取り込み中だったかな?」と二人に聞くとフィンは「もう済んだ」と返すと去り際に1つだけベルに質問しました。

 

フィン「ベル・クラネル、「鍵」は持っているかい?」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

この時ベルが思い浮かべたのは「D」の記号が入ったマジックアイテムでした。しかし、このときには手元に無かったのでベルは緊張した面持ちで黙りました。

 

フィンはベルの様子を確認すると「知らないなら良いんだ」と言いその場から去っていきました。

 

ヘルメスはロキファミリアにゼノスの事を明かしても最終的には殲滅以外の選択肢がないことや逆に利用されるだけだとベルに忠告します。

 

そしてゼノスの件にヘルメスファミリアも噛んでいることを伝え自分達は「ベル君達の味方」だと伝えるとベルはその言葉に安心感を覚えます。

 

ヘルメスは確かにベルの味方ではありますが彼の企み「神意」は叶わず意図しなかった結末を迎えることになります。そして、フィンはこの時点でベルが関係していることや理知のあるモンスターについても既にあらかたの目星は付けていました。その上で作戦を立て指揮をだします。

ゼノスのSOS「ヘスティアファミリアvsロキファミリア」

 

その頃ゼノス達は都市の下水道に身を隠していました。ウィーネの意識も戻り怪我も回復したゼノス達ですが何日も食べておらず空腹状態でした。

 

ここままではラチがあかないとグロスがフェルズに相談すると既に手紙を用意していました。フェルズが「最後の希望」として送った手紙の相手はヘスティアファミリアでした。

 

memo

今まで手紙を出せなかった理由はイケロスファミリアとの戦闘で「オルクス」という通信できる水晶を破壊された為でした。オルクスがあれば使い魔のフクロウをすぐに呼ぶことが可能で逆にオルクスが破壊されていると使い魔がフェルズを見つけるの時間が掛かります。

 

フクロウから手紙を受け取ったヘスティア達が中を確認すると暗号だらけで完結していました。亜人、パルゥム、ルナールといった言語が使われていて、それらを組み合わせることで解読出来るようになっていました。

 

手紙「明日の夜、『ダイダロス通り』を目指す」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

今のオラリオの状況でもし「ゼノスを助ける」という行為をすれば全ファミリアを敵に回すことになります。ベルは自分一人でどうにかすると言いますが、ヘスティアはそれを許しませんでした。

 

ヘスティア「みんな、選んでくれ。『ゼノス』君達に味方して、日陰者として生きていくか。彼らを見捨てて、今までの日常に戻るのか」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

その問いに今まで工房に籠もっていたヴェルフが口を開きます。

 

ヴェルフ「俺達がすこぶる上手く立ち回って、ゼノスをダンジョンに帰す。そして俺達もそしりも蔑みも受けいない」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ヴェルフはベルがゼノスを見捨てない事を分かっていてずっと工房で魔剣を作っていました。そしてみんなで他のファミリアを出し抜いてゼノス達を逃がそうと考えていました。

 

リリ、命、春姫もそれは同じでした。

 

一方リドはベル達に頼りっ放しなことに申し訳なさを感じていました。するとウィーネは春姫から教わった精霊の話を始めます。

 

ウィーネ「地上には『精霊の恩返し』っていう話があるんだって。たすけてくれたひとに、ありがとうっていろんなモノを返しにいくんだって。だからね、いつかわたしたちも・・・・」「たすけてくれたベルたちを、いっぱいたすけてあげよう?」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

昔の弱虫だったウィーネはもう居ませんでした。他のゼノス達もウィーネの言葉に賛同し脱出の計画を立て始めました。

 

同じくロキファミリアも計画を立て始めます。

 

フィンもフェルズもベルは利用される立場に居ることを前提に作戦を立てていました。つまり良くも悪くも両者の作戦の鍵を握るのは「ベル・クラネル」一人に掛かっているということ。

 

そして神々の間でもそれは同じでした。

 

既にヘルメスから「ベルを助けて欲しい」と頼まれ事情を知ったフレイヤにとってゼノスはどうでも良い存在でした。逆にベルを使って勝手に何かを企てるヘルメスに嫌悪感を抱いていました。

 

フレイヤはヘルメスの提案には乗らず独自の考えで動きを始めます。

 

作戦決行!「開戦の遠吠え」

 

フェルズの指示に従い作戦に必要なものを集めた次の日にいよいよゼノス達を逃がすための作戦が開始しました。

 

人造迷宮クノッソスの構造が書かれているダイダロスの手記を元にフェルズはヘスティアファミリア達に作戦の手順を説明をします。

 

  • ダイダロスの警備をしているロキファミリアとの交戦は必須。
  • ベルの役目はロキファミリアを引きつける陽動。
  • ヴェルフと命はゼノス達と合流しロキファミリアの足止め。
  • リリはシンダー・エラでフィンに変身し現場の錯乱。
  • ヘスティアと春姫は目的地への誘導や指示。

 

memo

ミアハ、タケミカヅチ、ヘファイストスの三人は事前にどうするか相談していてゼノスを助けるであろうヘスティアファミリアを助けようと決め各団員達を現場に向かわせます。他にもアイシャやリューもベル達の助けに向かいます。

 

ヘスティアファミリアが所定の場所に着くとリドは作戦決行の合図を出します。

 

リド「オオォォォォォォォォォォォォォ!」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

リドの遠吠えに答える少女のような甲高い声はロキファミリアは勿論、すべての冒険者達への開戦の合図でもありました。

 

ベルは多くの冒険者を引きつけますがベルの見張りにはアイズが着いていました。その足止めとしてリューが協力します。そしてリリのシンダー・エラでロキファミリアの陣営は混乱しゼノス達にも逃げる隙間が出来つつありました。

 

この時のリューはレベル4でしたが春姫のレベルブーストでレベル5になっています。ちなみにアイズはレベル6。

 

主神の命令でヴェルフを助けに来た椿とヴェルフ、命は魔剣でティオネ、ティオナ、ガレスの動きを封じていました。ヴェルフが作る魔剣の威力はガレスが認めるほどで、その威力はリヴェリアの魔法と同等の力を秘めていました。

 

春姫&アイシャvsベート「妹分に手を出すな」

この混乱で皆とはぐれてしまったウィーネに気付くと春姫は勢いよく飛び出しウィーネの元に向かいます。同時にヘスティアはすぐに一人になったウィーネの元に行くようベルに指示を出しまします。

 

今の足では間に合わないと判断するとベルはヘスティアに春姫の居場所を聞き合流し春姫のレベルブーストを使って全速力でウィーネの元へ向かいます。

 

ウィーネ「ベル!春姫!」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

再開を喜ぶ三人でしたがそこにベートが現れます。透明状態になるリバースヴェールを羽織っていた三人ですがベートには通用しませんでした。

 

ベート「出てこい」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ベルが囮になってウィーネ達を逃がそうと出ようとしたとき春姫がそれを抑え自らベートの前に出出ました。

 

春姫の尻尾は震え、

 

ベート「一人じゃねえだろ。他の連中も出てこい」

春姫「わたくしは一人です」

べート「ふざけたこと抜かしてんじゃ」

春姫「わたくしは一人です!!」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

春姫の勇気に押されベルはウィーネを連れその場から離れます。ベートの罵倒は終わらず春姫は急に「ウチデノコヅチ」の詠唱を唱え始めました。

 

春姫だけに許されたこの魔法は武器にはなりません。目の前の誰かを攻撃す訳でもないこの魔法を春姫は唱え続けました。

 

ウチデノコヅチは特殊で金色の光の粒子と光雲は「見るものが見れば」何の前触れの魔法なのかが分かります。

 

詠唱が終わり春姫が「ウチデノコヅチ」と叫んだ瞬間アイシャが援軍として到着。アイシャは春姫の魔法を見逃しませんでした。

 

アイシャ「おいお前、私の妹分に手を出そうとしてたよな?そうだよな?私の中ではそうなった」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ベルvsアイズ「憧憬と対立する少年」

 

先を急ぐベル達の前にアイズが現れます。アイズは目の前の二人を見て以前ベルが自分に「モンスターに生きる意味があるとしたら」と聞いて来た理由がやっと分かりました。

 

その上で自分の考えが変わらない事を告げます。

 

アイズ「モンスターのせいで誰かが泣くのなら・・・私はモンスターを、殺す」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ベルは全神経をつぎ込んでアイズと戦う事を決意しその隙きにウィーネに逃げるよう指示を出します。

 

相手は「剣姫」連続斬撃にベルの体は宙に浮きウィーネを追いかけようとするアイズにベルはもうろうとしつつも何度もアイズの前に立ち塞がりました。

 

アイズ「どうして、そこまでするの?」

ベル「あの娘を助けたいんです!」

アイズ「本当に、本気で言っているの?人じゃない、『怪物』なんだよ?」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

それでもベルは「ウィーネ達と一緒に笑える世界が欲しい」と訴えるとアイズは「どかなければ斬る」と剣握る手に力を入れます。

 

その瞬間。

 

ウィーネ「だめっ!」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ウィーネはベルを傷付けないで欲しい事、自分の目的はただベルと一緒に居たい事をアイズに伝えます。喋るモンスターに動揺を隠せないアイズは、

 

アイズ「貴方の爪は誰かを傷つける。貴方の翼は多くの人を恐れさせる。」「私は貴方を見逃すことなんてできない」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

その瞬間ウィーネは両手の爪を砕き片翼を背中から引き千切りました。ウィーネはベルだけが自分を守り助けてくれた事をアイズに話します。

 

ウィーネ「斬られて、痛くて・・・・こわかった。さみしかった。でもひとりぼっちのわたしを、ベルはたけてくれたの!ベルと、一緒にいたいの・・・・・!」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

アイズは言葉を失いました。ウィーネが経験した事を想像したのか、過去の自分に重ねたのか、アイズは構えた剣を下ろします。

 

アイズ「私はもう、そのヴィーヴルを殺せない。君は・・・君達は間違っていないと・・・そう思ってしまったから。私はもう、君達とは戦えない。」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

アイズはベル達を助けることが出来ない変わりにベル達の後を追うことなく一人立ち尽くしていました。

 

そこにアイシャとの決着が着いたベートがやってきます。恐らく一連の出来事を見ていたベートは「いいのか?」と主語が抜けた言葉を投げかけ何も聞かず、そして何も言わず一人先に戻りました。

 

アイシャとベート戦はベートの勝利。ボロボロのアイシャは少し眠ってから春姫の後を追うと約束する。春姫がベル達の元に向かう途中、はぐれたゼノス達とも合流する。

ヘルメスの企み「世界は英雄を欲している」

 

ロキファミリアから逃げ切ったグロス達は別ルートからダンジョンを目指していました。そんな彼らを待ち構えていたのが男神ヘルメスです。

 

ヘルメスはウラノスに今後も手を貸す条件に「ベルを英雄になる道」つまり名誉回復を条件に出していました。

 

ヘルメス「やぁゼノスの諸君」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ここまでグロス達に道を案内していたのはフェルズでした。フェルズはダイダロスの手記(設計図)を使って指示を出していましたが、それはヘルメスの眷属が用意した偽物でした。(ちなみにヘスティア達が持っているダイダロスの手記も偽物です。)

 

つまりゼノス達はここに来るよう仕組まれていたのです。

 

フェルズ「貴方の目的はなんだ、神ヘルメス・・・・」

ヘルメス「取引き、いやお願いかな?死んでくれ異端の怪物達」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ヘルメスはベルを引き合いにして話を続けます。

 

ヘルメス「君達を救うために一人の男の子が窮地に立たされている。オレはそれがどうしても我慢ならない」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ゼノスだけが救われ犠牲を払ったベルが報われないのはおかしな話だとヘルメスが問うと、ゼノス達に罪悪感が芽生えます。

 

フェルズがヘルメスに異議を唱えようとした瞬間、

 

ヘルメス「ベル君は自分で決めた、そう言いたいのかい、愚者(フェルズ)?違うな、彼は君達の事情に、そしてウラノスの神意に巻き込まれただけだ。そうせざるをえなくなってしまっただけだ」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

この言葉は間違いなく真理でもあり真実でもありました。ヘルメスはフェルズの言葉に聞く耳を持とうとはしません。

 

「世界は英雄を欲している」

 

ヘルメスはベルに全てを賭けています。だからこそモンスターと繋がりがあってはならい、こんな所で潰れては困ると自分の神意を明かします。

 

ヘルメス「このヘルメスが願おう。異端の怪物達よ・・・・今度は君達が彼を救ってやってくれ」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

全て理解したグロスは自らその役を立候補しました。グロスは自分が討たれる変わりに必ず他の同胞を助けろとヘルメスに約束させます。

 

人間を一番嫌っていたグロスですが彼なりのベルへの恩返しでもありました。

 

ヘルメスはグロスに宝石を渡すとベルの大切な「ある人物だけ」を狙って指定の場所で暴れ回って欲しいと頼みます。

 

グロスが目的地に着くと彼の自我はほぼありませんでした。

 

グロスが狙う人物は住人の避難誘導をしていた「エイナ・チュール」。実はヘルメスは予めエイナにある宝石を渡していました。そしてグロスに渡した宝石はそれに反応し襲うよう作られたマジックアイテムでした。

 

そしてそこに都合よく現れたのが「ベル・クラネル」です。

 

memo

ヘルメスの狙いはゼノスが暴れても絶対にゼノスを誤魔化して助けると考えていました。その為、ベルの大切な人をゼノスが本気でヤりに行けば状況が変わり致し方なくゼノスを屠ると判断します。更に女性を助けた英雄として名誉挽回し見事「英雄としての道に戻れる」といったシナリオでした。

異端の英雄はいらない「神意を超える人間」

 

エイナを守りながらグロスの攻撃を受けるベルを見て笑うヘルメルにアスフィは本気で睨み悪態を付きます。

 

ヘルメスは最初からゼノス達との共存は望んでいませんでした。そんなのは絵空事でゼウスもそう言うだろうと大神の名を引き合いにウラノス達の願いを否定します。

 

ヘルメス「『異端の英雄』なんて、誰も望んじゃいない」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

強烈な雄叫びを放つグロスは容赦なくベルに襲い掛かります。グロスの殺意は本物でした。本気でベルをエイナを襲っていました。

 

ヘルメスが操る神意という名の糸は徐々にクライマックスを迎えようとします。

 

祖父「他人に意志を委ねるな」「精霊だろうが神々だろうが同じだ。ましてや儂は何も言わん」「誰の指示でもない。自分で決めろ」「これはお前の道だ」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

祖父の教えを思い出しすベルはナイフを鞘に収め両手を大きく広げるとグロスを受け止めようとします。ベルはゼノスもエイナも傷付けない選択をします。しかしヘルメスにとってはこれも予定通りの行動でした。

 

「ベル・クラネルは愚行を繰り返す」

 

ヘルメスはアスフィに次の作戦の号令を出します。「透明状態(インビジビリティ)」のアスフィはモンスターを興奮状態にして凶暴化させる「紅針(クリゼア)」をグロスに打とうとしますが、視線を強く感じ取るベルはそれを察知しアスフィのもとを振り向きます。

 

その瞬間、

 

アステリオス「オオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

 

何の前触れもなく雄叫びと一緒にアステリオスが現れヘルメスの神意は跳ね除けられます。

アステリオスの夢「白い光に願う想い」

 

アステリオスはベルだけを狙って突進してきました。突然の出来事にゼノス達は動きを止めその場にいた冒険者達にも緊張が走りました。

 

ベルがエイナを突き飛ばしアステリオスの攻撃を受け流すとアステリオスはベルに話しかけます。

 

アステリオス「名前を・・・名前を、聞かせてほしい」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

呆然として何も言い返せないでいるとアステリオスは続けて自分の夢の話を始めます。

 

アステリオス「夢を・・・、ずっと、夢を見ている。たった一人の人間と戦う、夢。」「再戦を・・・自分をこうも駆り立てる存在が、いる。あの夢の住人と会うために、今、自分はここに立っている。」「自分の名はアステリオス。名前を、聞かせてほしい」

ベル「・・・ベル。ベル・クラネル」

アステリオス「ベル、どうか『再戦を』」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

グロスとエイナの事もありましたがベルの心はそれを拒みました。初めて「冒険」したミノタウロス戦に続き目の前の「冒険」から逃げてはいけない気がしたからです。

 

ベルがナイフを構えるとアステリオスは笑い再戦の喜びを感じます。

 

英雄回帰「冒険者ベル・クラネル」

 

フィンには手を出すなと言われていましたが、アステリオスの雄叫びに気付いたロキファミリアはベルに加勢しようとします。散々ベルを非難しといて自分たちは安全な場所で見物なんて、それこそ筋が通らない話だったからです。

 

ロキファミリアの団員達は一斉に武器を取り周りから同時攻撃をしようとしますが、その瞬間アステリオスの「咆哮(ハウル)」によってレベル3以下の冒険者たちは全員硬直し膝を崩してしまいます。

 

アステリオスの強制停止(リストレイト)に追い込む威嚇は勝負の邪魔をするなという警告を意味しそれでも邪魔をする者は自ら薙ぎ払っていました。

 

今まで戦った事のない桁外れの強さと鋭い技と駆け引きに焦り戦慄するベル。

 

他の冒険者達もやけくそになってアステリオスに立ち向かいますが玉砕され力の差を見せ付けます。さっきまでベルが戦っていたグロスとは訳が違う「怪物」に全ての人間が恐怖します。

 

体中血だらけのベルはたった一人何度もアステリオスの前に立ちはだかりました。その度に歓喜するように雄叫びをあげるアステリオス。

 

それを遠くで見ていた孤児院の少年ライはこの時確信します。「ベルは裏切り者では無かったと」「ベルは臆病者では無く冒険者だと」動きが鈍くなるベルにライは、謝罪と応援をしたい気持ちでいっぱいでしたが喉が引きつって何も言えませんでした。

 

その時いきなり野太い声が放たれました。

 

モルド「いけぇえええええっ、リトルルーキーィィィィィィィ!!」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

声の主はモルドでした。安全な場所からベルを応援していますがゴライアスの件以来ベルを認めたならず者です。今回の件でも何も事情を知らないのに彼だけはベルを庇い文句を言う者には噛み付いていました。

 

ライはその声に押されありったけの声でベルを応援します。

 

ライ「がんばれっ、兄ちゃああああああああああん!!」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ライに続いてフィナとルゥも一生懸命応援しますがモルドのひたすらうるさい声にかき消されます。

 

住民は青ざめ、ギルド職員は言葉を失い、冒険者は手を握り、二人の戦いを見ていました。何も知らない人たちからすれば「人類vs怪物」の命を賭けた本物の死闘でした。

 

この時点でもうベルを非難する者はいません。

 

人々は恐ろしい怪物に己を賭け立ち向かう姿に「英雄」の面影を幻視していました。「いけ」「頑張れ」「負けるな」一人のヒューマンが呟くとそれに続き獣人の冒険者やエルフと様々な種族がベルに声援を送ります。

 

ベルはゼノス、憧憬(アイズ)、ファミリアの未来の全てを忘れアステリオスに挑むと直感的にこれらの願いはこの一言で叶うと悟ります。

 

「強さ」があればゼノスも救えて憧憬にも追いつき未来も守れる。

 

この瞬間ベルは「もう一度、冒険を!!」と誓います。

 

【ダンまち】アステリオスの強さとその正体は?オッタルと同等の力を持った最強のゼノス

 

動き出すフライヤファミリア

 

ベルとアステリオスの死闘の最中動き出したがフレイヤファミリアでした。オッタル達はフィンやその他幹部達の前に立ち塞がり「二人の戦いに手を出すな」と警告します。

 

しばらくベルとアステリオスの戦いに加勢が無かったのはフレイヤファミリアが原因でした。バベル最上階で二人の死闘を見つめるフレイヤは二人のめぐり合わせに、この闘いをまた見れることに感謝します。

 

人々の想いと神々の企てを知らない二人の死闘は続いていました。

 

ベルは闘いから住人を遠ざけようと上空へと飛び戦える場所を探すベルにフレイヤは二人を導くように「来なさい」と都市中央のセントラルパークに降り立たせました。

 

フレイヤ特等席で二人の死闘を見つめていました。

 

敗北と約束

 

セントラルパークに居た神はレベルの低い冒険者達を非難させ二人の死闘を見守っていました。正確には娯楽に飢えた神々は邪魔者を排除していたというのが正しいです。

 

ベル「はああああっ!!」

アステリオス「ヴォォォォォォォ!!」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ベルの装備が徐々に破壊され体は真っ赤に染まっていました。圧倒的な力の差があるのにこれだけで済んでいるのはアステリオスが万全の状態じゃなかったことが大きいです。

 

アステリオスはアイズに片腕を落とされ目に深い傷を負っていて既に体は傷だらけでした。それでもベルとの再戦だけを望みここに立っています。その姿はまさに武人でした。

 

もしそのハンデがなければベルは瞬殺。

 

途方もない強さにベルはウィーネを守れなかった事やアイズに手も足も出せなかった事を思い出し自分の弱さと無力さを改めて知ります。

 

そしてベルの心を突き動かす願望が目覚めます。

 

ベル「強くなりたい。この好敵手を超えるために・・・無力な自分を超えるために。」「強くなりたい。この好敵手に勝つために・・・もう何も失わないように。」「強くなって。英雄のように。」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ベル「僕は・・・英雄になりたい。」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

ベルは咆哮をあげアステリオスに最後の攻防を挑みます。

 

冒険者は身を仰け反らし、住人は肌を震わせ、神々は笑いました。

 

アステリオスが必殺を出すかのような構えをするとベルはそれに応えようと英雄の一撃「英雄願望(アルゴノゥト)」を発動します。

 

このときの憧憬は「アルゴノゥト」

 

英雄になりたと望み、数奇な運命を乗り越え、真の英雄になった男にして始まりの英雄。ベルはその英雄譚を重ね、ありったけの力でトリガーを引きました。

 

ベル「ああああああああああああっ!!」

アステリオス「オオオオオオオオッ!!」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

瞬間。ベルの光が砕かれ崩れる落ちるベル。初めて「英雄の一撃」が破れた瞬間でした。

 

同時にオラリオからは一切の音が消えアステリオスは勝利の雄叫びだけが響き渡ります。

 

アステリオス「・・・ベル。これで一勝一敗・・・次だ。次こそ決着を」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

そう告げるとアステリオスは去っていきました。

 

冒険者として男として好敵手に勝ちたかったベルは悔し涙を流しました。そして憧憬とは別に新たな目標が出来たベルはみっともなく情けなく大声をあげて泣きます。

 

一部始終見守っていたエイナはベルの元に走り寄り添うと、いつもとは違うベルの姿にある感情を抱きます。

 

目の前の少年が流す涙は子供の泣きべそではなく「男」として流す悔し涙でした。心から溢れる本当の涙にエイナは切ないほど心を締め付けられます。

 

「何も言えず」

「それでも何かをしてあげたくて」

 

エイナはベルの右手を両手で包むと自分の胸に何かが芽生えたのが分かりました。エイナは救助が来るまでずっとベルに寄り添っていました。

 

全てを賭ける想いとその後

 

アステリオスとの死闘でベルの名誉は完全に復活しました。そしてゼノス達もアステリオスの乱入によって見事脱出に成功。もしアステリオスが乱入しなければ違った結末を迎えていたかもしれません。

 

アステリオスの傷はフェルズが回復させ落とされた腕は氷漬けにして保存していたのでこちらも綺麗に元通りになりました。アステリオスは回復が済むとすぐに深層に修行しに向かいました。

 

他のゼノス達はあれからベル達には会えていませんでしたが、いつか自分たちで会ってお礼をすると誓います。

 

そして世間的にはベルがアステリオスと戦っている間にロキファミリアが他のモンスターを討伐し全滅したことになっていました。

 

これは全てウラノスの指示で虚偽の報告にロキファミリアから反発があると思っていましたがそれはありませんでした。

 

一方ヘルメスの企みはアステリオスの乱入により阻止されゼノス達も欠けがなく助かりましたが、それでもヘルメスは「英雄」の為にこれからもやることは変わらないと宣言します。

 

フェルズがゼノス達を無事に送り届けウラノスの元に戻るとゼノスの未来について語り出しました。

 

フェルズ「もしかしたら今回の一件で彼等の悲願は遠のいてしまったかもしれない」

ウラノス「だが、確かに収穫もあった」

フェルズ「神ヘルメスは許せそうにないが・・・私も彼と同じ道を選ぶよ、ウラノス。私も、あの少年に全てを賭けよう」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

そしてヘスティアファミリアというとその評価は元に戻り彼らに白い目を向ける人はいなくなっていました。団員達にもいつも通りの日常が戻り始めていました。

 

一方ベルは高い市壁でたたずんでいました。

 

するとそこにベルに会いに来たアイズが現れます。

 

口数の少ない会話ですがベルはアイズにもう一度戦い方を教えて欲しいと話すと二人は少しだけ言葉を交わして別れます。

 

ベル「アイズさん」

アイズ「なに?」

ベル「僕・・・強くなりたいです」

アイズ「・・・そっか」

ベル「はい」

アイズ「いくね」

ベル「はい」

アイズ「・・・またね」

ベル「・・・はい」

引用元:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻より

 

さいごに

というわけでめっちゃ長くなりましたけどダンまちゼノス編終了です。見所は沢山ありますけど春姫とアイシャのコンビはやっぱ良いですね。

 

あとウィーネと春姫のコンビも癒やされます。

 

今後もゼノス達は登場するので適度にまとめていこうと思います。あとアステリオスについても近い内にまとめようかなと思ってます。

 

今はこんな状況なのでどうなるか分かりませんが、アニメ版ダンまち三期は本当に楽しみです!

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まとめ

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