自宅のパソコンやスマートフォンから手軽に楽しめるオンラインカジノは、新しい生活様式にフィットしたギャンブルとして日本でも急速に浸透しています。還元率(RTP)が高いので日本の公営ギャンブルよりも勝ちやすくて儲かりやすい点も人気の理由といえるでしょう。
オンラインカジノとも呼ばれるネットカジノの魅力は、何といっても一攫千金!ジャックポットを引き当てれば一瞬にして数百万円を超えるような勝利金を獲得できます。
オンラインカジノの勝利金はもちろん手元に出金でき、個人の収入となります。その時に気になるのは、やはり税金です。オンラインカジノの配当金も税金がかかるのでしょうか?
オンラインカジノと税金の関係
結論は、オンラインカジノの配当金は税金の対象になります。
オンラインカジノに限らず、ギャンブルで大当たりして手にしたお金は「一時所得」という科目に分類される収入であり、1年間で50万円以上の収入を得た場合には税金を納付しなければなりません。
オンラインカジノで獲得した一時所得の税率と税額は、課税対象の一時所得と収入を合算した年間の総所得金額に応じて税率が変わってきます。
総所得額に対する税率
総所得額(収入+勝利金) | 税率 |
195万円以下 | 5% |
330万円以下 | 10% |
695万円以下 | 20% |
900万円以下 | 23% |
たとえば年収400万円でオンラインカジノの勝利金が100万円であれば、総所得額が500万円になります。この場合、税率は20%となり、税金額は勝利金の20%、20万円になります。
オンラインカジノの税金は逃れられない
競馬や競輪といった公営ギャンブルでも同様に税金は納付しなければなりません。しかし、実際には「競馬で大勝ちしたから税金納めた」という話はあまり聞いたことがありません。
本当は課税対象なのですが、競馬や競輪などでは勝った場合の配当は現金で受け取るため、税務署が把握できずに「見逃されている」というのが現状です。ただし、億単位の万馬券を当てたにも係わらず納税せずにいたら、裁判沙汰になったケースがあります。
一方でオンラインカジノのお金のやり取りは、クレジットカードや銀行振り込みなどを利用するので公的記録が残ります。Eウォレットや仮想通貨を使用した場合も、最終的には個人の口座に出金するので同様です。
金融機関を経由して公的記録が残るので、当局に把握される恐れが十分にあると考えられます。
オンラインカジノの税金はきちんと納付しよう
オンラインカジノでせっかく大勝ちしたのに、何割かが税金で無くなってしまうのはもったいない気持ちになってしまいます。しかし、高額の利益を得た場合には納税をしなければ、それは「脱税」です。
税金の納付は1年に1回の確定申告で自主申告をして納付しますが、現在ではe-TAXを利用すればスマートフォンからでも簡単に手続きが可能です。
税金についてもご理解いただけたかと思いますので、おすすめのネットカジノ情報を参考に、オンラインカジノでプレイしてみてはいかがでしょうか。
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